御霊の剣(エペソ6:10~18) コーネリアス・飯田師

 今日は、「御霊の剣である神のことばを手に取りなさい。」という御言葉からお話したいと思います。この剣は、ただの剣ではありません。イエス・キリスト様の名前がしっかりと刻み込まれている剣です。
 今、日本は様々な問題をかかえています。去年は東日本大震災が起こり、最近では大津市のいじめ問題が大きく取り上げられました。
様々な問題を抱える時、私たちの心は段々と重く沈んでいきます。しかし、このような時こそ私たちは否定的な思いや、ネガティブな考えに支配されないように気をつけなければなりません。何故なら、そのようなマイナスな考えは、サタンから来るものだからです。私たちが問題に左右されて、うなだれるなら、それこそサタンの思うつぼなのです。騙されてはいけません。神様は、私たちの人生に勝利を与えて下さっています。また神様は、私たちにサタンと戦うための「剣」を与えて下さいました。
 この世は、戦うことを避け、「和」を保とうとします。しかし、その「和」は正しいものではなく、問題に目を留めない、事を荒立てない、諍いが起こるらないように目をつむる、といった間違った「和」です。
 イエス様は、律法学者やパリサイ人に対して「神様の目に正しいこと、悪いこと」をはっきり聖書から説かれました。時に、争いになることもありましたが、それでもイエス様は世に妥協することはありませんでした。イエス様が求めておられる「平和」は、人間的な「和」ではなく、互いに愛し合い、互いに赦し合い、互いに受け入れ合う、という神の愛からでる、偽りのない「平和」です。そこに人間的な計算や、妥協があってはならないのです。私たちは、イエス様の求める「平和をつくり出す者」でありたいと願います。
 大事なことは、私たちの信仰の土台は「聖書」である、ということをしっかりと心に留めるということです。そして、私たちに間違った考えをもたらすサタンに対抗し、御言葉の剣を用いて勝利を勝ち取るのです。
 「御霊の剣」とは「聖霊に導かれて与えられる、神様からのことば」です。問題の解決を与え、希望をもたらします。預言や幻のなかで与えられることもあります。聖霊に導かれて与えられた御言葉によって、問題の中にある人々が解放され、喜び、神様に希望を持つことが出来る、これが「御霊の剣」です。
 問題の中にある人々は、大抵サタンの罠にひっかかっています。失望のどん底で、否定的な考えに支配されています。しかし、そのような時、「御言葉の剣」が用いられるならば、その人は解放され、勝利を勝ち取ることが出来るのです。勝利とは「信仰に立つ」ことです。信仰に立つ時、実際に状況が変わり、問題の解決が与えられます。
 イエス様が、御霊の剣を私たちに与えて下さいました。それは2000年前に、イエス様が十字架に架かり、復活された時に造られたものです。ですから、剣にはイエス様の御名が刻まれているのです。
 私たちには、尊い犠牲によって造られた「御霊の剣」が与えられています。それは愛の固まりです。イエス様に感謝しましょう。