妥協しない信仰(ダニエル書3章)

新バビロニアの王ネブカデネザルにより、ユダ王国のユダヤ人たちがバビロン地方へ捕虜として連行され移住させられた事件を「バビロン捕囚」と言います。王は、国の有力者や職人を連行し、優秀な若者を選りすぐって、カルデヤのあらゆる文学、知識を授け訓練しました。その中に、ダニエル、シャデラク、メシャク、アベデネゴがいたのです。王は、彼らに自分と同じ食事を与えようとしました。しかし彼らはそれを断り、野菜だけを食べさせてくれるよう料理長に頼みました。王の食事には聖書に「汚れている」と書かれてある肉類が含まれていたからです。料理長は彼らの言う通り、10日間試しましたが、彼らは誰よりも血色が良く、健康にも恵まれたのです。王は、自分の夢の解き明かし(ダニエル2章)を聞いた時から、ダニエルに特別なものを感じていたので、彼を高い位につけ、バビロンを治めさせ、シャデラク、メシャク、アベデネゴにはバビロン州の事務を任せました。
 王は金の像を造りました。これは、「永遠に国を治める」という王の印でした。そして、「拝まない者はだれでも、ただちに火の燃える炉に投げ込まれる。」というおふれを出したのです。
すぐにシャデラク、メシャク、アベデネゴが訴えられ、王の前に連れて来られました。彼らをねたむ者達が罠をしかけたのです。王は3人を激しく非難しましたが、彼らは断固としてきかず、「神様は、私たちを燃える炉の中からも救い出すことが出来ます。しかし、もしそうでなくても、私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝みません。」と言いました。王は怒りに燃え、炉をふつうより七倍熱くせよと命じました。彼らは衣服を身につけたまま縛られ、炉に投げ込まれましたが、王はそこで信じられない光景を目の当たりにしたのです。縛られているはずの3人が火の中を悠然と歩き、何の害も受けていない、しかも3人ではなく4人の姿が見えたのです。王は、すぐに神の使いが彼らと共にいるのだと悟り、3人を呼び戻し、彼らの信じる神こそが、唯一真の神であるとほめたたえました。
 私たちの信仰生活は、ダニエル達のように毅然としたものでなくてはなりません。たとえ相手が王様であろうと絶対に妥協しない信仰が必要です。「安息日」「献金を捧げる」「どんな時も聖書に従う」これらすべてを命がけで守る時、神様がその信仰を喜ばれ、最後まで責任を持って守って下さいます。私たちの祝福の源はここにあるのです!

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