人生の答え(Ⅰ列王記10:1~8)

 シェバの女王が、ソロモン王の知恵の評判を聞いてエルサレムにやって来ました。女王は、彼女の心にあったすべてのことを質問しましたが、ソロモンは、すべての質問を説き明かし、王がわからなくて彼女に説き明かせなかったことは何一つありませんでした。
 ソロモンは学者であり、商人でもあり、すべての富が彼のもとにありました。妻700人、そばめを300人持ち、この世で出来るすべてのことをし、すべての物を手に入れました。しかし、彼は言いました。「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。」と。
 人は定年を迎えると、ふと自分の人生を振り返り、いったい自分は何のために仕事をしてきたのか、また今から何をしていけばよいのかと、考えることもあるのではないでしょうか。聖書は、「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」と語っています。すべての富と名声を手に入れたソロモンが出した結論は「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12:13)でした。
 私たちは、自分がどのような者で、何処に向っているのか、知る必要があります。誰が、自分をこの世に送り出したのか・・・。
 神様は、私たちを神様の栄光のために造ったと語っています。私たちを愛し、私たちに素晴らしい計画を持って、母の胎内で形造って下さったのです。「主は、生まれる前から私を召し、母の胎内にいる時から私の名を呼ばれた。」(イザヤ49:1)
 私たちは、私たちを造って下さった神様に、私たちを何故造られたのか、私たちは何処に向っているのかを聞かなければなりません。
 人は、罪を持ったままでは、行き着く先は永遠の滅びです。しかし、神様は私たちをご自分のもとに引き寄せるために、御子イエス様を遣わし、私たちの罪をその身に負わせ、十字架にかけました。そればかりではなく、イエス様は、三日目に死を打ち破ってよみがえり、今は私たちのために執り成して下さっています。イエス様を信じるなら、私たちの行き先は神様の御もとです。そこには、永遠に続く喜びがあります。
 マタイの26:6~13に出てくる女性は、イエス様の頭に大変高価な香油を注ぎました。この行為は周りから非難されるようなものでしたが、イエス様は、彼女のしたことを賞賛されました。何故なら、この女性だけがイエス様を本当の救い主として受け入れ、イエス様がこれからかかるであろう十字架の埋葬の準備をしてくれたからです。しかも自分が大事にしていた最高のものをもって・・・。これが神様に受け入れられる最高の礼拝です。イエス様のために、喜んで自分の大切なものを捧げる、私たちは真の礼拝者となるために造られました。私たちが、神様との正しい関係を持ったとき、自分は本当に愛されている存在であること、そして、神様に従い、命令を守ることが一番の道しるべであることに気付くのです。

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