「救い主がお生まれになったのです」

髙森博介師

「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」ルカ2章11節

 ウィリアム・ホルマン・ハットの名画「世の光」(右下図)では、イエス様が戸の外に立って叩いている様子が描かれています。しかし、この絵には不思議なところがあります。それはイエス様が立たれている外側にはドアノブがないのです。イエス様はただ戸を叩いておられるだけです。イエス様は強制的に入って来られる方ではありません。私たちが自ら心を開くのを待っておられるのです。
 イエス様がイスラエルにお生まれになった時、旧約聖書を信じ、メシヤを待ち望んでいたユダヤ人は、救い主が来られたけれども戸を開くことをせず、イエス・キリストを受け入れませんでした。

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。」(ヨハネ15:16)

 神様はすでに私たちを選び、戸口に立っておられます。しかし、無理強いするのではなく私たちが自分の意志で選び取ることを待っておられ、それを喜ばれるのです。また、何度もチャンスを与えて下さっています。あのイエス様を裏切ったイスカリオテのユダにさえも、最後の晩餐の時に悔い改めのチャンスを与えていました。けれども、彼は悔い改めを選ばずに、首を吊って死んでしまったのです。
 神様は「ことば」をもって力を与えて下さる方です。そして、その「ことば」が人となってダビデの町に来て下さいました。
 言語で「罪」は「的外れ」という意味があります。私たちの人生は神様から与えられた目的から外れてしまったがために罪が入り、死を恐れ、苦しい人生を味わうようになりました。
 しかし、クリスマスの時、私たちを罪の罰から救うためにイエス様が生まれて下さった事によって、永遠の命が与えられ、死を恐れない新しい人生を得ることができるようになったのです。そのことを覚えてクリスマスの日をお祝いしましょう!

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