揺るがない人になるために

富高 美和師

マタイの福音書7章24~27節

 私たちの人生は、突然何が起こるか分からないものです。突然の試練に足元を揺さぶられることもあります。しかし、私たちがしっかりとした土台に自分の人生を据えるなら、流されそうになっても押し流されることはありません。倒れそうになっても決して倒れてしまうことはありません。永遠に揺るぐことのない土台、それはイエス・キリスト、そして神の御言葉です。
 イエス様はこのたとえを通して、イエス様がそれまで語られたメッセージ(山上の垂訓)を聞いて行う人と、行わない人の結論を語っています。
 皆さんは、しっかりと揺るがない土台の上に自分の人生を据えているでしょうか。賢い人のように岩の上に建ててあるか、それは試練が来た時に分かります。イエス様は、岩の上に建てた賢い人は、神様の御言葉を聞いて行う人、つまり神様の言葉を信頼して歩む人、と語っています。そのような人はどのような試練にあっても決して倒れることはありません。しかし、愚かな人は砂の上に(やがて崩れ去るお金や名声、仕事等々)自分の人生を建てます。その人は、土台がしっかりしていないがため、問題が起こるとすぐに倒れてしまいます。それもひどい倒れ方だ、と聖書は語っています。
 どのような人が、神様の言葉を聞いて行うことが出来るでしょうか。

①聖霊によって、神様の御心を悟った人。
その人は、神様が自分に対して良い計画を立てて下さっていることを信じています。神様はアブラハムに「わたしが示す地に行きなさい。」と語られました(創世記12:1~3)。それは、とても困難を覚えることばです。しかし、アブラハムはその言葉に従いました。何故なら、神様の御心を悟り、神様の御計画の素晴らしさを信じていたからです。アブラハムは常に神様の言葉を聞く準備が出来ていました。彼が御心を行うと、すべてが祝福されたのです。

②祝福を受ける準備が出来ている人。
イスラエルが出エジプトした時、神様は彼らにカナンの地を与えると約束しました。しかし、彼らは祝福を受ける準備が出来ておらず、カナンの地を勝ち取ることにしり込みしました。彼らはそれから40年間荒野をさまよったのです。しかし、ヨシュアとカレブは祝福を受け取る準備が出来ていました。彼らは主に従い通しました。ですから、ヨシュアとカレブだけが約束の地に入ることが出来たのです。

③よく祈る人。(ハンナの祈り 第一サムエル1,2章)
祈る時に困難な扉が開かれる経験をします。聖霊様の後押しを感じ、力が与えられ、強い確信と信仰が与えられます。

 主の言葉を聞いて行う人は必ず祝福されます。イサクは飢饉を経験しました(創世記26:1~5)。しかし、神様の言葉を聞き、エジプトに下らずその地に留まりました。すると、彼はその場所で祝福を体験したのです(創世記26:12、13)私たちの信じる神様は、永遠に変わらない絶対的な主権者です。この方に信頼していく時、私たちは揺るぐことのない者に変えられるのです。「人の歩みは主によって確かにされる。~」(詩篇37:23、24)

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