「新しい人を着る」 テキスト:マタイ5章43~48節

高森基信師

〇みことばを正しく理解する
「あなたの敵を憎め」という戒めは、律法の中に見つけることはできません。イエス様が山上の説教の中で、口伝律法(後から組み込まれた律法)について、律法を排除するのではなく、正しい方向へと導かれているのが分かります。人間の思いが神の言葉を曲げてしまうということは、聖書の初めからあったことで、罪あるものが聖霊の導きなしに聖書のことばを用いるときに、間違った解釈や導きをしてしまう危険性があります。みことばで人を縛り、傷つけ、裁いてしまったりするのです。

〇祈ることから始める 
「自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」(マタイ5:44)敵対し意地悪をしてくる者に対して、祝福を祈ることから始めましょう。呪いを祝福に変える決心をして祈るときに、祝福しようという相手を憎むことはできなくなってきます。相手の弱さや、自分の弱さも分かってくるでしょう。祈りは祈る者の内側に変化をもたらすからです。
「そして、神が我らに新たに造らんとする聖意(みこころ)に対してその恩恵(めぐみ)に与らんと欲する我がこの態度ありて、我が内に新たに信念が起こるのであります。」(内村鑑三)私たちが決心し、その態度を変えるときに、神様は新たに信仰を起こさせてくださいます。

〇神様に倣うものとなる
 神様は善人にも悪人にも太陽を昇らせ、雨を降らせてくださる方です。(マタイ5:45)神様は全ての人を愛し、救われることを願っているのです。ですから私たちも愛されているものとして神様に倣うべきなのです。(エペソ5:1)私たちは神様に似せて作られているのです。(創1:26)

〇新しい人を着る(エペソ4:23・24)
 霊と心において新しくされ続けること、それは真理であるイエス様によって作り変えられ続けることです。新しい人を私たちが着ること、神様の性質にあずかる者になるために、あらゆる熱意を傾けていく必要があります。(Ⅱペテロ1:4~10)私たちが決断していくときに、キリストご自身の御力によって、栄光に輝くキリストと同じ姿へと変えてくださるのです。
 神様のみことばはこの世の考えと真逆なものです。私たちの思いとは違うときもあります。しかし、みことばを通し、聖霊の導きに従っていくならば、つまずくことはありません。(Ⅱペテロ1:10)

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