恵みによって変えられる

高森基信

◇幸せになる考え方
 ある研究で幸せを感じている人はどんな人かを調べたところ、考え方に違いがあり、成長思考(人は変わる、成長する)の人が幸せを感じており、固定思考(生まれた時から変わらない)の人は幸せを感じていないという結果がでました。自分は成長することができると思っている人は、自分の生まれつき持っているものは何も変わらない、変われないと思っている人より幸福だということです。しかし、この統計も「幸せ」の対象はこの地上のものであり、永遠のいのちに生きる者にとっての「幸せ」とは言えません。まことの「幸せ」得る人は「恩寵思考」の人です。「恩寵」とは神様のいつくしみと恵みです。エペソ人への手紙1章3節には「神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」とあるように、創造主である神様は、イエス様を通してすべての霊的祝福を与えてくださったのです。神様は創造の初めから愛であり、天地創造の時から人を完全なものとして創造し、必要なものを備えて下さっている方でいつくしみと恵みにあふれているのです。その恩寵の中に生きている、生かされているという考えが「恩寵思考」です。

◇変えられる人生
 ローマ人へ手紙12章2節「心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい」とあるように、変えてくださるのは神様の恩寵であり(ピリピ3:21)、私たちのなすべきことは主に信頼することです。「変わる」という表現は本来の意味が伝えきれていないと思います。本来の創造のはじめに『戻る』、神様が「よし」と言ってくださった姿に『戻る』のです。ですから、しなけらばならないことは私たちがこの世の考えやこの世の調子に合わせず、不義から解放されるために、救いであるキリストに目を留め、主に聖められて歩むことです。

◇朽ちないものを相続する(Ⅰコリント15:50-52)
 私たちが相続するものは朽ちるものではなく、朽ちないものを相続するのです。この世において外なる人は衰えていきます。しかし、私たちが落胆しないのは、内なる人が日々新たにされているからです(Ⅱコリント4:14-16)。クリスチャンであっても、この地上に目標を置き、希望を置くならば失望し落胆するでしょう。しかし、私たちの目標は永遠のいのちであり、終わりの日に完全なものへと変えられることなのです。

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