「暗闇に照らされる光」

≪テキスト:ヨハネの福音書1章4~9節≫

高森基信師

「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」
光の種類にはガンマ線(放射線)、エックス線、紫外線、赤外線、電磁波があり、このすべてが人体に影響を及ぼすものです。光とは私たちに大きな影響を与えます。ガンマ線はがんの治療にも使いますし、紫外線はUVカットなどで肌によくないとコマーシャルなどで敬遠される一方で、殺菌効果があるので新型コロナ感染予防対策として注目されています。この箇所ではイエス様は「光」であるということが書かれています。その光はどのような影響を私たちにもたらすのでしょう。
〇光によって照らされる
 私たちは暗闇の中ではものを見つけたりすることが困難です。光が照ると分かるように、イエス様に照らされると、私たちの「罪」示されるのです。救われた喜びもありますが、信仰の成長の段階で、イエス様の光に照らされて、今まで罪だと思ってなかった罪などが分かってくると、苦しくなることがあるのではないでしょうか。「悪を行う者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。」(ヨハネ3:20)とあるように、それは私たちが光の方へと向かっているからなのです。神の御心に歩もうとするときに試練も通らされます。しかし、この時必要なことは、自分を責め、自分に教会に通う資格はないと離れるのではなく、十字架の血潮によってきよめて下さったイエス様の元にすべてを委ねて、悔い改めることなのです。
〇神様の性質の現れです
 ダビデは詩篇の中で「あなたにとっては闇も暗くなく夜は昼のように明るいのです。暗闇も光も同じことです。」(詩139:12)と言っています。神様の光の前に闇は消え去るのです。ヨハネは天の御国について「神様の栄光が都を照らし、そこには夜が存在しない」(黙示21:23~25)と啓示を受けています。神様に照らされるときに暗闇は存在しないのです。
〇足のともしび、道の光
 「あなたのみことばは私の足のともしび私の道の光です。」(詩篇119:105)この光は私たちの行く道を照らしてくれる光です。ダビデは「足のともしび」、「道の光」と言っています。人生の中で未来を見通せる光ではないかもしれませんが、私たちの行くべき道を照らしてくれる光なのです。もし、遠くを見通せるなら恐れて前に進めないかもしれないでしょう。「今、行くべき道」を照らしてくださって必要な方向へと導いてくださるのです。「決して闇の中を歩むことがない」(ヨハネ8:12)のです。
〇世の光となる(ヨハネ5:14~16)
 「あなたがたは世の光です。」(ヨハネ5:14)イエス様が望んでおられることは、キリストを信じる者が世の光として輝くことです。そして、私たちを通して天におられる神様があがめられるようになることです(ヨハネ5:16)。神様はそのために力を与えてくださいます。

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