勝利宣言!!

富高美和師

「しかし、これらすべてにおいても、私たちを愛してくださった方によって私たちは圧倒的勝利者です。」(ローマ人への手紙8:37)
 「これらすべてにおいても」とは、「苦難、苦悩、迫害、飢え、裸、危険、剣」の中においてもということです。この世にあって、神様の愛から、私たちを引き離そうとする力が働きます。私たちは、戦う相手をしっかりと知る必要があります。その敵とは「神に選ばれた者を訴える」(ローマ8:13)者、サタンです。サタンは、神様に対して私たちのことを「あの者は、あなたに忠実ではありません。」と言い、私たちに対しては「神様はあなたのことを愛していない。あなたは罪から解放されていない。」と訴え、神様と私たちから信頼関係を奪い、「敵対関係」になるようにあらゆる方法で働きかけてきます。ヨブにおいては、子供、家畜、財産を奪い、ヨブのからだをむしばみ、彼が神様に敵意を持つようにしました。しかし、その中においても「彼に触れてはならない」「彼のいのちに触れてはならない」(ヨブ記1章)と彼の味方であることを示したうえで、サタンがヨブに働きかけるのを許されました。初めは謙遜なヨブでしたが、あまりにも激しい嵐のような試練の中で、自分の中に隠されていた「自分は正しい」という傲慢な思いがあらわにされ、本当の悔い改めに導かれました。彼が自分の傲慢さに気づかずに「何故、神様答えて下さらないのですか。」と訴えている間は、神様は沈黙を守られました。しかし、彼が自分を神様よりも正しいとエリフという若者に指摘され、自分の傲慢さに気づいた時、神様は口を開かれ、彼に語られました。そして神様の計り知れない偉大さに打ちのめされたヨブは、心から悔い改め、主に立ち返り、試練前よりももっと深い信仰、そして二倍の祝福を受けることになりました。
 サタンがどのように戦いをしかけようとも、神様は私たちの味方です。「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」(ローマ8:31)
 マルコの福音書4:35~41には、嵐の中で弟子たちがうろたえ、眠っておられるイエス様を必死で起こす場面が書かれてあります。弟子たちは、「私たちが死んでもいいのですか?」と寝ているイエス様が何もしてくれないことに怒りすら覚えました。しかし、イエス様は「どうして怖がるのですか?信仰がないのですか?」と言って嵐を鎮められました。
 私たちは時に、嵐のような試練の中で祈っても答えてもらえず、神様が眠っておられるような、遠くへ行かれたような感覚になることがあります。しかし、聖書は「神によって生まれたものはみな、世に勝つのです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。」(Ⅰヨハネ5:4)と語っています。神様の愛を疑う時、私たちは「負け」です。しかし、神様の大きな愛の中にとどまり、信じ続ける時、神様と私たちを引き離すものは何もないのです。信じましょう。勝利を宣言し、前進しましょう。

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