聖霊の働き

高森博介師

「そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与え下さり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。」(ヨハネの福音書14:16)
 
 第三の波の中で、このコロナの問題を身近に感じる日々を送っています。しかし、その中にあっても主を信じる私たちは、神の国の日々を過ごすことが出来ている恵みに感謝するのです。私たちは神の国に生きる者として、「神の国の福音」を人々に伝える使命が与えられています。
「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)「福音」とはイエス様が私たちの罪のため十字架にかかって下さったこと、そしてよみがえって下さったことです。この「死に打ち勝ちよみがえられた、まことの神様であるイエス様」を弟子たちは、力強く大胆に証することが出来ました。イエス様が十字架にかけられた後、弟子たちの信仰はなくなり、弱々しく、自分のいのちが狙われはしないかと、隠れていました。しかし、復活のイエス様が臆病な弟子たちのところに現れ、「聖霊を受けなさい。」と言われました。彼らはイエス様の復活の姿を見、そして約束の聖霊を受けました。(使徒2章)するとどうでしょう。聖霊に満たされた彼らは、もはや以前の者ではなく、殉教も恐れず、命がけで福音を伝える者となったのです。何故でしょうか。それは、聖霊が彼らをとらえた瞬間、彼らは自己中心的な考え、また世の価値観から神様中心、神の国の価値観に変えられたからです。ペテロは、かつては「イエス様を私は知らない。」と言っただけではなく、最後にはイエス様を呪ってまでも自分の命を守ろうとした人物です。そこには「イエス様、私はあなたにずっとついて行きます!」と宣言した彼の姿はありませんでした。しかし、聖霊に満たされた彼は変わりました。幻の中で、「わたしはローマに行く。」と言われるイエス様の姿を見ると、彼は恐れることなくローマに行き、自ら望んで逆さ十字架の受難を望んだ、といわれています。ペテロは、聖霊様が共におられたので死を恐れることはありませんでした。喜んでイエス様について行く者となったのです。聖霊様は、助け主なるお方です。そして、私たちの弱さのうちに完全に働き、私たちを用いて下さるお方です。聖霊様の働きなしに、だれ一人として「イエスは主」と告白することは出来ません。聖霊様が私たちを通して働かれる時に、すべての人が「イエスは主」と告白することが出来るのです。聖霊に満たされた者は、喜びがわき、「福音」を伝えずにはおられなくなります。聖霊に満たされましょう。聖霊様と共に御国の福音を伝えることが出来るように祈り求めましょう。

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