ヤコブの夢(創世記28:10~22)

 神様が造られた大空を見上げ、また身近にいる生物などを見る時、そこに創造の神秘を見ます。「はたして、大空の果てはどこにあるのか? 」それは、神様にしか分からないことです。しかし、それを目に見える形で表したがる人間。光の速さから割り出し、「150億光年」としました。残念ながら、それは真理ではありません。
 私たちの信じる神様は「不思議」な方です。それを人間の限られた頭で考えても無理な話なのです。私たちは、神様という存在、そして神様がなされることをそのまま受け取り、賛美すれば良いのです。
 詩篇には「何故、おまえは思い乱れているのか。」と書かれてあります。理想を抱いていても、自分の思い通りに行かないのが私たちの人生です。しかし、全知全能なる神様に全信頼をおいて従うなら、祝福に満ちた人生を歩むことが出来ます。
 ここにヤコブという人物が出てきます。彼は、過去に双子の兄であるエサウが持っていた「長子の権利」と子々孫々にいたるまでの祝福を奪い取りました。それは、彼の計画通りのことでしたが、その行為は、兄エサウの猛烈な怒りを買い、彼は兄の殺意のために逃亡せざるおえなくなりました。住み慣れたところから80キロ離れたルズというところまでたどり着き、そこで石を枕にして眠りについた時、彼は不思議な夢を見ました。(創世記28:12~15)
 「一つのはしごが地に向けて立てられていて、その頂は天に届き、神の御使いたちが、そのはしごを上り下りしている。また主が彼のかたわらに立って『~見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない~』と言われた。」
 すなわち、これはヤコブとその子孫に与えられた「約束の地カナン」のことでした。彼は恐れおののき、「こここそ、神の家、天の門だ!」と言って自分の枕にしていた石を取り、それを石の柱として立て、その上に油を注ぎました。そして神様に、自分に賜る物の十分の一は神様に必ず捧げることを約束しました。その後、神様が与えて下さった約束の夢が実現へと至ったのです。
 このように、度々神様は、夢によって御心を啓示され、励ましを与えて下さることがあります。(ヨセフは夢によって将来の啓示を受けた。マリアは夢によって救い主の母になると告げられる)
 信仰を持つ私たちの人生には、必ず神様が関与して下さり、必要な時に、必要なことばを語って下さいます。そして「見よ。わたしは世の終わりまであなたとともにいる。」と約束して下さるのです。
 創造主、全知全能なる神様は、私たちのすべてをご存じで、私たちの人生を導いて下さいます。私たちが、この方に全信頼を置いて従い、感謝していくなら、神様は天の窓を開き、溢れるばかりの祝福を私たちに与えて下さいます。ですから、私たちは、主がともにおられることを一時も忘れることなく、感謝をして信仰生活を送りましょう。

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