内なる人を強める

「こういうわけで、私はひざをかがめて、天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。どうか、父がその栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。~」(エペソ3:14~21)
 ここに「ひざをかがめて」という言葉が出てきます。
ユダヤ人は、本来立ってお祈りをしますので、ここに「襟を正し、心を注いで真剣に祈る」という深い意味があることを知ることが出来ます。パウロは、いつもこのような姿勢で祈りを捧げました。
 エペソ3:16には、「あなたがたの内なる人を強くして下さいますように。」とあります。またⅡコリント4:16にはこう書かれてあります。「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」
 ここで、「外なる人」と「内なる人」が出てきます。
聖書は、「外なる人は衰え、やがては滅びる。しかし、内なる人は永遠に生き、日々新たにされる」と言っています。
「外なる人」とは何でしょう。それは「外見、地位、富、財産、名声、権勢、ルックス」のことを指します。外なる人は、このような事に子心を奪われ、外見を磨こうとします。そのような人は、人の評価を求めるので、誰にも褒められないと自分の価値を見いだせなくなります。
「内なる人」とは何でしょう。それは「キリストによって救われ、新しくされた『いのち』のことです。」あなたの本質(心)を指します。
 聖書は、「外なる人」ではなく、「内なる人」にいつも目を留め、成長させ、磨く必要があると言っています。何故なら「内なる人」は永遠の存在だからです。しかし、この「内なる人」の弱点は「外なる人」に影響されやすく、時に弱くなってしまう所です。
しかし神様は「人はうわべを見るが主は心を見られる」(Ⅰサムエル16:7)と言われました。神様にとって重要なのは「内なる人」です。あなたの人格(理性、情性、意志)を見ておられるのです。神様はあなたの「内なる人」が何を見、何を喜び、何を信じているのかに興味を持たれるのです。私たちは「内なる人」を強め、外なるものに影響を与えることが出来るようにする必要があります。
 では、どうやって強めるのでしょうか。
①霊の食物である御言葉を食べる。(Ⅰペテロ2:2)
 「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕 い求めなさい。それによって成長し、救いを得る為です。」
②祈る。(祈ることは息をすること。これによって神様の業を見る。)
 疑わずに真剣に祈ることによって、私たちの霊は強められます。 
③聖霊によって強くなる。
 弟子達は、復活の主を見、聖霊を受けた時(使徒2章)に、彼等の 内なる人が強くなり、大胆になり、命がけで福音を宣べ伝えました。
 神様からの宝は、「あなた」という「土の器」に入れられています。土の器はもろいです。しかし、内なる人が強いので、四方八方から苦しめられても、窮することはないのです。(Ⅱコリント4~7~11) 私たちは、やがて滅びる外なる人を磨くのではなく、永遠に滅びない内なる人を強め、イエス様を伝える者として用いられましょう。

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