神の国とその義とをまず第一に(脇田奈緒子)

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)
 この御言葉は、イエス様を救い主として受け入れ、クリスチャン生活を送ろうとする時に、初めて意識する御言葉です。
 私の中学時代。神様は私に直接「神の国を第一にする」ことがどのようなことなのかを教えて下さいました。
 中学の時、私の入部した吹奏楽部では、夏のコンクールに向けて猛練習がなされてました。そしてやがて日曜日にも練習が入ってくるようになったのです。すぐさま、教会の指導者に相談に行くと、「部活を休んで、礼拝を守りなさい。」と言われました。私は「練習を休むとコンクールに出させてもらえなくなります!」と訴えました。そうすれば「では、部活を辞めなさい。」という返事が返って来たのです。予想だにしていなかった答えに驚き、私は泣きながら祈りました。そして祈る中、指導者に従うことを示され、部活の先生に話に行きました。すると、本当に不思議な方法で部活の時間が変わり、礼拝も守ることが出来、部活にも出れるようになったのです。神様を第一にすると決めたときに、神様は全ての環境を変えて下さいました。これが、指導者に従ってマタイ6:33を実践した時でした。
 神の国とはなんでしょうか。それは「神様がご支配されるところ」を指します。ですから、もし私たちの心が神様の支配の中にあり、神様の御心に従うものであるなら、私たちの心は「神の国」なのです。
 また「その義」とは何でしょうか。それは「神様の目から見て正しいこと」を指します。ですから、この世の「義」とは異なります。
例えば、「日曜日に学校に行き、熱心に勉強して試験を受け、資格を取り良いところに就職する」これはこの世では「義」と見なされるかもしれません。しかし、神の目にそれは正しいことではありません。神の義は「日曜日は神様を第一にし、礼拝を守る 」ことなのです。
 では、神様を第一にすることによって与えられる祝福とは何でしょうか。申命記28章には「~もしあなたが、あなたの神、主の御声に良く聞き従い、私がきょう、あなたに命じる主のすべての命令を守り行うなら~次のすべての祝福があなたに臨みあなたは祝福される~。」と書かれてあるように、神様がすべての面において祝福して下さるということが具体的に分かります。神様の命令に従うなら、私たちの想像を絶する祝福をいただくことが出来るという約束です。
 また、そればかりではなく、人々は祝福の中にいる私たちを見て、私たちの背後に働かれる主を恐れるというのです。
「地上のすべての国々の民は、あなたに主の名がつけられているのを見て、あなたを恐れよう。」(申命記28:10)
 もし、私たちが神様の声に聞き従い、何よりもまず神の国と神の義を第一に求めるなら、私たちを通して神様は栄光を現して下さいます。「わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し、これを形造り、これを造った。」(イザヤ43:7)
 神様の栄光を現すその時、私たちの霊は喜び、一番の祝福を体験することが出来るのです。私たちはそのために造られたのですから。