真理の道(ヨハネ8:29~47)

 イエス様は、「まことに、まことに、あなたがたに告げます。罪を行っている者はみな、罪の奴隷です。」また、「あなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」と言われました。
 人の心には「良心」があります。誰もがこの「良心」に従って生きたいと願っています。しかし、自分の周りの状況や環境、そして心に余裕がなくなると、従うことが困難になるのが人間です。例えば、大変空腹を覚え、自分の食べ物しかない時に、それを他の人に譲ることが出来るでしょうか。自分が満腹している時は進んで譲ることが出来るでしょう。しかし、自分が空腹な時は、それが困難に思えるのです。「愛」「忍耐」「施し」についても同じことが言えるでしょう。
子育てにおいても、親は初めから憎しみを持っているわけではありません。子育てにおいて心に余裕がなくなり、虐待へと至るのです。物が乏しくなると盗みに走ります。心に嫉妬心が沸き起こると、それが殺人へと発展するのです。「良心」に従いたいけれど、従うことが出来ない、この状態が「罪の奴隷」と言います。
 聖書は「すべての人は罪を犯している」と指摘しています。
しかし、神様は愛なる方ですから、その罪の世界から、私たちを救うために、愛するひとり子イエス様をこの地上に遣わし、その罪の罰をその身に背負わせられました。イエス様の十字架の贖いにより、私たちの罪は聖められ、天国へ行く者へと変えられたのです。もはや罪が私たちを縛ることはありません。イエス様の十字架の血潮によって自由を得たのです。
 イエス様を信じた私たちは、神様の御言葉に従う者へと変えられました。「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」(ヨハネ8:32)
 イエス様のことばに耳を傾けない人は、信じることが出来ません。「あなたがたは、なぜわたしの話していることがわからないのでしょう。それは、あなたがたがわたしのことばに耳を傾けないからです。」(ヨハネ8:43)
 しかし、信じる人は神様の御言葉を悟り、真理を知り、本当の自由を得ることが出来るのです。聖霊様が知恵を与え、イエス様のことを理解させ、祈りの中で確信を与えて下さいます。そればかりではなく、福音を伝える力が注がれます。私たちは大胆に良い知らせを人々に伝えることが出来るのです。
「神から出た者は、神のことばに聞き従います。」(ヨハネ8:47) 私たちは、御言葉により真理を知り、生きる目的を知り、天の祝福をいただくことが出来るのです。イエス様こそが真理です。よく聖書を読み、神様の御言葉に従って信仰生活を確固たるものとしましょう。