神の力(マタイ8:1~13)

 この箇所には2つの癒しの話が出てきます。
まずツァラアトという病です。この病気は、神経が犯され、次第に身体が腐っていく重い皮膚病です。聖書には、このツァラアトを「罪の型」として記されています。実際に、この病気に犯された人が、火の中に身体の一部が入ってるのを気づかず重い火傷を負ってしまったということがあります。そのように、「罪」は、私たちが侵し続けることによって良心が麻痺し、それがやがてもう取り返しのつかないところまできてしまうものなのです。私たちは、「罪」に捕らえられた状態になったのです。しかし、神である方が、この「罪」を取り除くためにこの地上に来て下さいました。それがイエス・キリストです。
 ここに出てくるツァラアトに犯された人は、自分ではどうすることも出来ない状況の中にいました。誰も彼を助けることが出来なかったのです。しかし、彼がイエス様のもとに来て、「あなたのお心一つでこの病気は治るのです!」と、癒しを求めた時、彼の重い皮膚病は完全に癒されたのです。そこに神の力が働きました。私たちも、イエス様の十字架と復活によって、完全に「罪」から解放されました!
 そして2つ目の癒しです。
1つ目の癒しの話、またイエス様に対する様々な噂が広がったのでしょう。イエス様がカペナウムに入られると、一人の百人隊長がイエス様に会いに来て懇願して言いました。「主よ。私のしもべが中風で、家に寝ていて苦しんでいます!」
 彼は、ローマ帝国から選ばれた百人の部下を有する隊長であり、また異邦人でありました。しかし、彼はイエス様を「神の権威を持つ方」であることを認め、また畏れていました。
イエス様が「行って直してあげよう。」と言われると、彼は「主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格はありません。ただおことばを下さい。」とただただ主の前にへりくだりました。
  百人隊長である彼は「権威」について理解した人物でした。彼が命令を発するならば、彼の部下達は命をかけて従いました。
ですから、イエス様が一言命じるならば、神の権威のもとにしもべの病は癒される、と確信していたのです。イエス様は、彼の信仰を見て驚かれました。そして、その信仰の通り、しもべは癒されたのです。
 イエス様は、周りにいた人々に「心から主を信じる者が、神の御国に入ることが出来るのです。」と宣言されました。
 私たちは、神の権威をもっと理解し、100%信じる必要があります。「御国に行くこと」は神様の御心です。
 神様は、御国に入る資格として、あなたの優秀さや、賢さを求めてはいません。ただ「あなたのおことばは真実です。」と神様の権威を認め、信じる者を求めておられるのです。どうか、信じて下さい。
神様は、あなたを愛しておられ、神の力を現そうとされています。