ペンテコステ

 今日は、「ペンテコステ」と呼ばれる日です。使徒の2章に書かれてある通り、聖霊がこの地に下られ、教会が建て上げられた記念すべき日です。
 聖書は「聖霊」について語っており、聖霊様も全知全能なる方で、父なる神様と同じ力と権威を持っておられる聖なる方であることが分かります。私たちの信じる神様は、「父なる神」「子なる神(イエス・キリスト)」「聖霊なる神」という三つの人格を持ち、かつ同質である「三位一体」の神です。
 ヨハネの福音書14:16には、「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためです。」
と書かれてあります。イエス様は、私たちを罪の束縛から解放するためにこの地に来て下さいました。イエス様が天に昇られた後、聖霊様(パラクレイトス※いと近き方)は、私たちを助けるために来て下さいました。この聖霊様は、私たちの内におられ、信仰生活において、実際に「力」を下さるのです。
 イエス様が十字架にかかられた時、弟子達は恐れ惑い、逃げ去りました。しかし、復活の主と出会い、イエス様が言われた約束のもの(聖霊)を受けた時、彼らには「力」が与えられたのです。
 旧約の時代は、神様に選ばれた特定の人が神様の霊を受けました。しかし、イエス様の昇天後は、信じるすべての人々に神の霊は注がれたのです。
 聖霊の働きは、①いつも共におられる(ヨハネ14:16)、②真理を教えて下さる(14:17)、③イエス様が話したすべてのことを思い起こさせて下さる(14:26)、④やがて起ころうとしていることを示して下さる(ヨハネ16:13)⑤罪の力を焼き尽くす(使徒1:5)、です。
 ですから、イエス様は天に昇られる前に「聖霊を受けなさい。」と弟子達に言われました。聖霊の「力」を受けるためです。そしてその実現を使徒の2章で見ることが出来ます。弟子達が一つところに集まり祈っていると、天から激しい風が吹き彼らの家全体に響き渡りました。そして炎のような分かれた舌が現れ、一人一人の上にとどまりました。これは預言者ヨエルによって語られた御言葉の成就でした。その時のペテロの説教により、イエス様を救い主と受け入れ、バプテスマを受けた人々が3千人ほど弟子に加えられたのです。
 聖霊を受けた弟子達は、「力」を受け、大胆に神の国の福音を伝えました。鞭を打たれても投獄されても、彼らの勢いは弱まりません。何故なら、彼らの内に聖霊の火が与えられていたからです。そして、毎日宮に行って教え、個人伝道をし、至るところに福音を宣べ伝えたのです。殉教したステパノもその一人です。「こうして、神のことばは、ますます広がって行き、エルサレムで弟子の数が非常に増えていった。そして、多くの祭司達が次々信仰に入った。」(使徒6:7)
 私たちには、私たちの内におられ真理を明確に示し、助けて下さる方が共におられます。ますます聖霊を求め、力を受けましょう。