神様が与える剣(富高美和副牧師)

「この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行うためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。」(ヨシュア記1章8、9節)
 旧約時代、「剣」は戦うための武器として使われました。兵士達は、剣をもって国のため、王のために戦い、剣を巧みに扱う者は、勇者として用いられました。これらは、目に見える戦いであり、物質的な剣です。
 クリスチャンに与えられている剣は、霊的な剣です。見えない世界、つまり心の戦場で戦うために用いられる剣です。この霊的剣は、サタンが持ってくる攻撃、恐れや不安、疑い、それらに対抗する力となります。
 聖書には、「霊的剣」を使いこなす達人が沢山登場します。モーセの後継者として選ばれたヨシュアもその一人です。彼は、「あなたがたに、カナンの地を与える。」という神様からの約束を信じ、ヨルダン川を渡りました。しかし彼らは、イスラエルの民を率い、先住民がいるカナンの地を勝ち取らなければなりませんでした。ヨシュアはこの戦いが人間的な戦いではなく、神様の戦いでありイスラエルの民の背後には主の軍がいることを知ります。(ヨシュア5:13~15)
 エリコの町には、堅固な城壁があり、門は堅く閉ざされていました。しかし神様は、城壁を壊す為の物質的な武器は与えられませんでした。ただ、命令を与えられたのです(ヨシュア6:3~5)。神様の命令に従うことが「霊的な剣」でした。ヨシュアとイスラエルの民が、神様の命令の通り行い、一斉にときの声を上げると、城壁が崩れ落ち、エリコの町を攻め取ることが出来ました。ヨシュアは霊的剣の達人でした。
 霊的な剣の達人になるために、必要なことが4つあります。
①毎日練習し、毎日剣を磨くこと。(ヨシュア1:8)
 毎日御言葉を読み、告白し戦いのために準備をしておく必要があります。何故なら、敵(サタン)はいつも私達を狙っているからです。
②週に一度、剣の達人に習いに行く。
 毎週礼拝に通い、剣の扱い方、御言葉を牧師から学びます。
③心に雑草が茂らないように、毎日剣できれいに保つ。
 小さな罪も、ほっておくと大きくなり、それをつたってサタンが心に進入し、やがて全てを支配すようになります。(Ⅰヨハネ1:9)
④神様が「良し」とする時まで、沈黙を守って従う。
 最後まで従う者に、神様の祝福、勝利があります。
 御霊の剣は、わたしたちの心を守り、祝福を与え勝利の人生へと導いてくれます。神様に従い、剣を巧みに扱う勇者として前進しましょう。

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