聖霊による働き

 「助け主」なる聖霊が、弟子たちに下った時(使徒2:1~33)、彼らは天から大きな力を得ました。
 それまでは、時の祭司や律法学者、熱心なユダヤ教徒達を恐れ、隠れていた弟子たちでしたが、聖霊に満たされた瞬間から、人や状況を恐れることなく、大胆に福音を述べ伝え始めたのです。それから後に殉教する者も現れるほど、主のためになら死をも恐れない、本物の「キリストの証人」と変えられたのです。(使徒7:56)そればかりではありません。彼らは、間違ったメシヤ観(この地上の敵を滅ぼし、イスラエル帝国を再興される方)(使徒1:6)から解放され、正しいメシヤ観(罪を贖い、永遠の滅びから永遠のいのちへと導いて下さる方)を持つことが出来ました。
 ペンテコステの日、聖霊に満たされたペテロは、集まった群集にこう言いました。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。」と。
するとその日、三千人が弟子に加えられました。(使徒2:38)
「聖霊」こそ、真理を明らかにする光です。(ヨハネ15:26)
 この世はサタンの支配下にあり、私たちは霊的な敵(サタンを頭とする諸々の悪霊)と戦わなくてはなりません。(エペソ6:12)
 サタンは、色々と手を代え、品を代え、私たちを誘惑し堕落させようと働きかけてきます。ですから、騙されてはならないのです。
 私たちは、知らなければならないことがあります。
かつて、神様は、エジプトで奴隷であったイスラエルの民を、エジプトの王パロのもとから解放する時、モーセと兄のアロンを用いられました。それは、様々な奇蹟をもって、この解放が神からのものであることをパロ王に悟らせるためでした。アロンの杖を蛇に変え、ナイルの水を打つとナイル水は血に変わり、エジプトの全土をかえるで満たしました。(出エジプト7:1~8:13)これらはすべて驚くばかりの奇蹟です。しかし、エジプトの呪法師、呪術師たちもこれと同じことをしたのです。これがどのような意味を持つかというと、「悪魔も奇蹟や不思議な業を行う」ということなのです。私たちは、このことを十分に理解し、気をつけなければならないのです。ですから、聖書はこう言っています。「愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。」(Iヨハネ4:1)
 今、世の中は混沌としています。私たちが少しでも油断すると、悪魔は、この世の欲に目を留めさせ、生けるキリストの恵みからそらそうと働きかけます。「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」(ガラテヤ5:16)
しかし、聖霊は、私たちに真理を教え、光となって導いて下さるお方です。信じ、求める者に聖霊の力が与えられます。祈り求めましょう。

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