新しい戒め

「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。~」(ヨハネ13:34、35)
 イエス様は、新しい戒めをお与えになりました。これは、イエス様が十字架にかかられる前に弟子たちに言われた大事な戒めでした。
 この出来事の前には、「最後の晩餐」の記事があります。イスカリオテのユダがイエス様を裏切ったことは有名な話ですが、イエス様は彼がご自分を裏切ることをご存知でした。弟子の一人が「裏切る者」が誰かをイエス様に聞くと、「わたしがパン切れを浸して与える者です。」と言い、ユダにそのパン切れを渡されました。(ヨハネ13:26)
 サタンの策略は巧妙です。まず、サタンはユダの心にサタンの思いを入れていました。「夕食の間のことであった。悪魔はすでにシモンの子イスカリオテ・ユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていたが、」(13:2)
そして、ユダがイエス様からパン切れを受け取った瞬間、サタンがユダに入ったのです。「彼がパン切れを受けると、そのとき、サタンが彼に入った。」(13:27)
 私たちは十分気につけなければなりません。サタンは、まず私たちの心に「汚れた思い」を入れるのです。そして、人がそれを赦し続けるならば、次にサタン自身がその人に入り、思いも肉体も、すべてを支配するようになるのです。その目的は、神様から私たちを引き離すことにあります。
 私達は、よくよく「思い」を吟味し、サタンに騙されないようにする必要があります。ユダは、イエス様から会計を任されていましたが、お金に対する「欲」が、彼の心を奪い始め、弟子たちのお金を使いこむようになりました。ユダは、汚れた思いを持ち続けた結果、サタンに利用される者となったのです。彼は悔い改めることなく、自ら滅びを選びました。
 私達は、いつも「思い」を聖別していかなければなりません。
聖書には、どのようにして私たちがイエス様に喜ばれる思いをもち、互いに愛し合うことが出来るかが書かれてあります。(ルカ6:27~32)
 「敵を愛しなさい。」「あなたを憎むものに善を行いなさい。」「あなたをのろう者を祝福しなさい。」「あなたを侮辱する者のために祈りなさい。」
 これらは、神様の愛(アガペーの愛)によってしか行うことの出来ないことです。しかし、私達はイエス様の十字架の愛によって救われ、神様の愛をいただいています。その愛によって、どんな人をも受け入れ、互いに愛し合うことが出来るのです。
 人には、それぞれの賜物が与えられています。(第一コリント12:28~31)私達は、聖霊による祈りを捧げ、与えられている賜物によって互いに仕え、そして神様の愛によって互いに愛し合いましょう。

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