見よ。神の小羊

「その翌日、またヨハネは、ふたりの弟子とともに立っていたが、イエスが歩いて行かれるのを見て、『見よ、神の小羊』と言った。ふたりの弟子は、彼がそう言うのを聞いて、イエスについて行った。」(ヨハネの福音書1:35~37)
 ヨハネは、ユダヤの荒野で「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」と言って、かつてイザヤが「荒野で叫ぶ者の声がする。主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ」と預言した通り、メシアを紹介する者としての働きをしました。
 彼が悔い改めを説くと、エルサレム、ユダヤ全土、ヨルダン川沿いの全地域の人々がヨハネのところへ来、自分の罪を告白して、ヨルダン川で彼からバプテスマを受けました。(マタイ3:1~6)
 ヨハネには、彼を尊敬し、彼に従う弟子がいました。しかし、彼は「イエス様を紹介する者」として徹底して悔い改めを説き、人々がイエス様を救い主として受け入れる準備を行いました。
 時には、パリサイ人やサドカイ人に対し「まむしのすえたち。だれが必ず来る御怒りをのがれるように教えたのか。」と一喝する場面もありました。しかし、それほど神様に与えられた使命を果たすということは、ヨハネにとって真剣勝負だったのです。その全力投球する姿に、人々は心を動かされ、大勢の人々が彼に導きを求めてやってきました。何よりも、ヨハネの上には、聖霊の力が注がれていました。
 私たちが聖霊に満たされるとき、何が本当なのかという「真理」を悟ることが出来ます。そして、真理を悟ったとき、それは私たちにとって力となり、恐れを締め出すのです。
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒の働き1:8)
 「力」受ける秘訣は、努力や修養ではなく、「聖霊」です。
私たちは聖霊を受けるとき、力を受けます。その力は、私たちに真理を教え、大胆さを与え、キリストの証人としての使命を与えます。私たちは恐れることなく、イエス様の愛と力に満たされ、大胆に福音を伝えることが出来るのです。
 私たちが真剣に求めるならば、神様は与えて下さいます。
「求めなさい。そうすれば与えられます。」(マタイ7:7)
 ヨハネは、自分に与えられた使命に生きました。彼に従っていた弟子達は、彼の「見よ、神の小羊」という言葉を聞いたとき、イエス様について行きました。しかし、ヨハネは「私は衰え、あの方は栄えなければならない。」と言ったように、その事実を受け入れることが出来ました。
 イエス様は「神の小羊」として、この地上に来て下さいました。私たちにも、イエス様を伝えるという使命が与えられています。この使命のために聖霊様から力をいただきましょう。あなたの生き方が、人々の励ましになります。

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