洗礼

「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしは天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいてすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。』」(マタイ28:16~20)
 これは、愛する弟子たちに語られた、イエス様の大事な遺言です。イエス様は、天においても地においてもいっさいの権威を持っていらっしゃるお方です。ですから、私たちはこの方の名前を通してお祈りをする時に願いが叶えられるのです。
 イエス様は、弟子たちに大事な命令をされました。「あらゆる国の人々を弟子とし、父、子、聖霊の御名によってバプテスマ(洗礼)を授けなさい」と。
 洗礼は、イエス様を救い主と受け入れた人が、その証のために受けるものです。イエス様ご自身も、私たちに見本を見せて下さいました。(マタイ3:13~17)当時、洗礼を受けることによって、ユダヤ人もギリシャ人も関係なく、イエス様を中心とした一つの神の家族になることが出来ました。現在も同じで、この神の家族を教会と表現します。神様は、この神の家族が集まる教会を通して、神様の御業を現そうとされています。
 Ⅰペテロ3:21には「そのことは、今あなたがたを救うバプテスマをあらかじめ示した型なのです。バプテスマは肉体の汚れを取り除くものではなく、正しい良心の神への誓いであり、イエス・キリストの復活によるものです。」と書かれてあります。
 これは何のことを指しているかと言うと、ノアの箱舟のことを指しています。ノアの時代、この地は悪が増大し罪がはびこっていたので、神様はそのような状況を怒り悲しみ、この地を洪水によって裁かれることにしました。そして、乱れた世の中にあっても、神様に忠実な歩みをしているノアに対し、神様は箱舟を造るよう命じられました。彼は、雨の降らない日々の中、神様がおっしゃるとおりに箱舟を造り続けたのですが、その光景は、人々にとっては物笑いの種となりました。しかし、ノアが神様が言われる通り動物を1つがいづつ舟に入れ、ノアとその家族が入った途端、雨が降り出したのです。その雨は40日40夜降り続け、洪水となり、地は水で満ち、馬鹿にしていた者はすべてのみこまれてしまいました。しかし、神様のことを信じ続けたノアとその家族は、その裁きをまぬかれ、命が救われたのです。ノアは、地が乾くとすぐに祭壇を築き、礼拝を捧げました。
 これがバプテスマ(洗礼)の型です。私たちはすべての罪と汚れから救われ、裁かれることなく神様を礼拝する者となりました。このことを心から感謝し、正しい良心を持って、神様に信仰が本物であることを誓うのです。神様は、私たちの信仰に答えて下さる方です。私たちは神様の愛と哀れみによって救われました。ですから、喜んで、主の前に信仰を告白し、神様の為に用いられる者となりましょう。神様は、世の終わりまで私たちと共におられ、私たちの神の家族としての働きを助けて下さるお方です。

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