主はあなたを選んで下さった

富高美和師

(第一列王記17:1~16)

 預言者エリヤは、北イスラエル王のアハブの前に立ち、大胆に宣言しました。「私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないであろう。」と。これは、アハブ王が行っていた偶像礼拝(バアル神:雨を降らす農業の神)に対しての神様の裁きのことばです。エリヤは、「私の仕えているイスラエルの神は生きている!」と言い、その場を去りました。
 神様は、まずエリヤを養うのに烏を用いました。朝夕と幾羽かの烏がパンと肉をエリヤの所に運びました。この烏はエリヤを祝福するために用いられました。エリヤは、神様のことばに忠実に従いました。ですから、彼は行くところ何処においても祝福を受けました。(申命記28章)
神様が、祝福しようと思えは、それは烏を用いてでも祝福することが出来ます。どこにいても、どのような状況でもそれは実現するのです。しばらくの間、そこでエリヤ養われましたが、とうとうケリテ川が枯れてしまいました。
 次に神様は、エリヤにツァレファテのやもめの所に行くように命じられました。神様は、もうすでにやもめにエリヤを養うように命じていると言われましたが、そこで待っていたのは、もう明日にでも死のうとしている貧しいやもめでした。
 何故、この貧しいやもめを選ばれたのでしょう。ルカの福音書4:25、26を見ると、イエス様がエリヤの時代に3年半も続いた飢饉について話されています。その時、イスラエルには多くのやもめがいたが、その中でもあえてこのやもめだけの所に遣わされた、と言うのです。何故、イスラエルのやもめではなかったのでしょうか。その答えは4:24に書いてあります。「まことに、あなたがたに告げます。預言者はだれでも、自分の郷里では歓迎されません。」
 エリヤは、イスラエルでは歓迎されませんでした。だれも彼を預言者として受け入れ養う者がいなかったのです。しかし、ツァレファテのやもめは、エリヤを預言者として受け入れました。そして、エリヤの言葉に従ってほんの少しの水と一口のパンでエリヤをもてなしました。すると、エリヤの言葉の通り、彼女は祝福され、飢饉の間、瓶の粉は尽きず壺の油はなくならず、エリヤを十分に養うことが出来、そればかりでない彼女の家族も養われました。エリヤを助けることによって、エリヤが受けるべき祝福を彼女も受けることが出来たのです。バルジライはダビデ王を助け養いました(Ⅱサムエル19:31,32)それゆえ、ダビデの祝福がバルジライとその息子に及びました(Ⅱサムエル19:38)
 時に神様は、私たちの心に、信仰の友を助けるように、指導者をもてなすように、また未信者に対する重荷を与えて下さいます。その時、あなたに語られる神様のことばに従って下さい。それは神様の祝福のことばです。
「~わたしの弟子だというので、この小さい者たちのひとりに、水一杯でも飲ませるなら、まことに、あなたがたに告げます。その人は決して報いに漏れることはありません。」(マタイ10:41、42)福音と祈りが最高の助けです。
 イエス様は、私たちを助けるために十字架に架かれられました。助けることは神様の御心です。一口のパンが多くの祝福をもたらすことを覚えましょう。

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