神のことばの「権威」

富高美和師

「〜ただ、おことばを下さい。そうして私のしもべを癒して下さい。」(ルカの福音書7:1〜10)

百人隊長の願いは、中風で死にかけているしもべを癒していただくことでした。まず、ユダヤ人の長老を送ると、イエス様のみもとに遣わされたその人たちは熱心にイエス様にお願いしました。このことからも、百人隊長がいかにユダヤ人と良い関係を築いていたかが伺えます。長老たちは「この人は、あなたにそうしていただく資格のある人です。私たちの国民を愛し、私たちのために会堂を建ててくれた人です。」と言いました。創世記12:3には、「あなたを祝福する者を私は祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」というアブラハム契約が書かれています。百人隊長は、神を恐れ、そしてユダヤ人を愛していました。それゆえ、彼には大きな祝福が注がれます。イエス様は、しもべを癒すために隊長の家に向かおうとしましたが、隊長は次に友人を遣わして「あなた様を、私のような者の家の屋根の下にお入れする資格がありませんので」と言いました。人間は誰一人として、聖なるイエス様を迎え入れることの資格などない罪人です。隊長はそのことをよく知っていました。しかし、イエス様は、罪を認め、悔い改めてイエス様の元に立ち返る者のところに喜んで来て下さるお方です。続けて隊長は「ただお言葉を下さい。そして私のしもべを癒して下さい。」と言いました。マタイには「そうすれば、私のしもべは癒されます。」と書いてあります。イエス様は、この信仰に驚かれ称賛されました。隊長は、権威者の発言には力があるということを、自分の経験を通して知っていました(ルカ7:8)。イエス様は、ただの権威を持っておられるのではなく、霊的な世界、神の国の王としての権威を持っている方であると認めているのです。その権威を認め、信じる隊長は一人の神の国の民でした。イエス様は、その信仰に驚かれ、その信仰の通りにしもべを癒やされました。

「〜わたしの口から出るわたしのことばも、わたしが望むことを成し遂げ、わたしが言い送ったことを成功させる。」(イザヤ55:)10、11)

イエス様のことばには力があります。(ヘブル4:12)そして、霊の目が開かれ、「権威」を信じる者には神の優れた力がどれほど偉大であるかを知ることが出来るのです。イエス様は、ことばによって嵐を鎮め、悪霊を追い出し、

病を癒やされました。神の国の王様の権威を認め、従っていきましょう。

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