神を愛し、隣人を愛しなさい

富高尚師 マタイの福音書 22章34~40節

イエス様は、律法の専門家から、律法の中でどの戒めが一番重要ですかと問われ、「あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」(申命記6:5)これが、重要な第一の戒めです。と言われました。また、「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」(レビ記19:18)という第二の戒めも、それと同じように重要ですと答えられました。

イエス様に尋ねた律法の専門家は、言い伝えによって確立された、全部で613の戒めについて詳しく調べ、またそれを守っていた人のことですが、イエス様は、613ある律法の中心となる戒めをたった二つで言い表したことになります。モーセに与えられた石の板に書かれた十戒も、1~4戒までは神様に対する戒めで、5~10戒は人に対する戒めです。

イエス様は、すべての戒めの中から重要な二つの戒めをあげられましたが、それは、「この二つの戒めに律法と預言者の全体(聖書のすべての教え)がかかっている」からです。(マタイ22:40)

「神を愛する」とは、神様のことを知るということです。それは、漠然としたものではなく、「心」も「いのち」も「知性」もすべてを働かせて知らなければなりません。私たちが頑張って、努力して、私たちの力では到底できることではありません。そこには、聖霊様の力と働きが不可欠です。単なる知識として神を知るのではなく、神様と共に生き、神様といつも交わり、神様との深い関係を築かなければなりません。それをかなえてくださるのが助け主として来てくださった聖霊様です。

イエス様を信じて、罪赦されて、義と認められた私たちの内には、聖霊様が住まわれています。その聖霊様が、私たちと神様との関係をいつも正しく導いてくださっているのです。また、悔い改めて、主に立ち返った私たちの心には、主の律法が書き記されています。(申命記30:6、エレミヤ31:33)

イエス様の十字架の御業は、私たちを罪から救っただけでなく、石の板に刻まれた「神を愛しなさい。」「隣人を愛しなさい。」という、とても自分の力ではできない戒めを、心に書き記された、新しい戒め(新しい契約)によって、「神を愛することができるようになる」「隣人を愛いすることができるようになる」者へと新しく造り変えてくださったのです。ハレルヤ!

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