勇士よ。主があなたとともにおられる(士師記6章11~16節)

ヨシュア率いるイスラエルの民は、いよいよ約束の地カナンに入りますが、そこは常に戦いの場でした。彼らは、自分たちの手で原住民と戦い、その地を占領しなければならなかったのです。
 しかし、神様は、ヨシュアに「あなたの足の裏で踏むところは、すでにあなたに与えている」と約束して下さっていたので、彼らは信仰によって踏みだし、神様の約束通り、その地を獲得していきました。
 イスラエルの民がエジプトから出てからの40年の荒野生活は「信仰」と「不信仰」との戦いでした。神様の業を見つつも、信じなかった民は皆荒野で死に、約束の地に入ることは許されませんでした。しかし、「神は全能である」という信仰を持ち、神様の御言葉に従い続けたヨシュアとカレブ、そして新しい世代の者がカナンに入ることが出来たのです。
 さて、イスラエルを導いてきたヨシュアとカレブの死後、イスラエルの民はまた神様の前に悪を繰り返していました。神様は、彼らの心が神様から離れているのをご覧になり、彼らをミデヤンの手に渡したので、彼らはミデヤン人の勢力を恐れながら生活しなければならなくなりました。
 その苦しみの中で、イスラエルの民が主に叫び求めた時、主は一人の青年に目を留められ、彼を「勇士」として用いようとされました。しかし、ギデオンと言う名の青年は、ミデアンを恐れて酒船の中で小麦を打つような弱々しい男でした。
 ここで、神様の「選び」を知ることが出来ます。神様は、知者ではなく、権力者ではなく、地位の高い者ではなく、愚かな者、この世のとるに足りない者、見下されている者を選んで用いて下さるお方です。 ギデオンが神様によって選ばれた時、彼の考えは消極的なものでした。しかし、「わたしはあなたといっしょにいる。」というおことばと印をいただいた時、恐れは消え、主の霊によって力強く立つことが出来ました。彼は、神様の導きに従った時、数え切れないほどの敵を、わずか300人で討ち滅ぼしたのです。この選ばれた300人は、敵を恐れなかった(神様の御言葉を堅く信じていた)者、そして水を手ですくって飲んだ(敵の攻撃を警戒していた)者たちでした。
 戦いの中でも、神様の御言葉を堅く握る時、「恐れ」が消え去ります。また、いつも敵(サタン、悪)を警戒し、神様のことだけを考える者は勝利へ導かれます。私たちは、イエス様を信じ生まれ変わりました。つまり、約束の地に入った新しい世代です。神様はギデオンに語られたように私達にも「勇士よ!」と語られています。もし、神様の御言葉を信じ従うなら、約束の地を獲得することが出来るのです!

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