黙っていなければならない

イスラエルの民は、400年もの間、エジプトの奴隷としての生活を送っていました。 かつてエジプトで権力をもち、すべての財政を任されていたヨセフがいた時は、イスラエルの民は尊ばれていました。しかし、ヨセフが死に、その名が忘れられたころ、民は奴隷として酷使されるようになってきたのです。その時、イスラエルの民をエジプトから解放するために使わされたのがモーセです。

 モーセは、ヘブル人の子として生まれ、殺される宿命にありました。しかし、神様の導きにより、エジプトの王の娘に育てられ、王子として約40年間過ごしました。(出エジプト1~2章) しかし、モーセはヘブル人を助けようとしてエジプトの兵士を殺してしまったのです。パロに知られることを恐れたモーセは、そこから逃げて羊飼いとして荒野で40年過ごしました。そして彼が80歳の時、神様から「イスラエルの民をエジプトから解放するように」との使命を受けたのです。 モーセには弱さがありましたが、「わたしがあなたと共にいる」との神様のことばを信じ、前進しました。 エジプトのパロは、なかなかイスラエルの民を解放しようとしません。そこでモーセは、神様の導きにより、10の災いをエジプトにもたらし、ようやく、民は解放され、神様の約束されたカナンの地にむかって出発しました。 しかし、民が出発してまもなく、パロの考えが変わり、パロは戦車を整え、自分でその多くの軍勢を率い、追跡し始めたのです。イスラエルの民は恐れて、主に嘆き始めました。しかし、モーセの信仰は揺るぐことはありませんでした。モーセは言いました。「恐れてはいけない。しっかり立って、今日あなたがたの為に行われる救いを見なさい。主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない。」と。

目の前には海が足をとどめ、前に進めない状況の中でも、モーセは恐れませんでした。「主が戦って下さる!」という熱い信仰がありました。モーセは主の言われる通り、杖を上げ手を海の上に差しました。すると、海が左右に分かれ、乾いた地が出て来たのです。彼らは海の真ん中を通り、渡り終えると、海は追ってきたエジプト兵を飲み込みながら、元通りになりました。 イスラエルを救うことは神様の御心でした。ですから、神様はあらゆる奇跡をもって民を助けられました。

私たちは、神様の御心を知る必要があります。神様の御心は、あなたを救い助けること。あなたは、どんな時も嘆くことをせず、恐れず「主が共に戦って下さる。」と黙って主の時を待つのです。主のことばに従っていく時、主が解決を与えて下さいます。何故なら、私たちの主は全能なるお方だからです。

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