わたしはいるのです。

「あなたがたの父アブラハムは、わたしの日を見ることを思って大いに喜びました。彼は、それを見て、喜んだのです。~アブラハムが生まれる前から、わたしはいるのです。」(ヨハネ8:56~58)
 聖書全体を見るとき、神様のドラマは大きく4つに分けられます。①「天地創造」神のことばがこの世界を造られ、このことばを信じる時に、私たちの霊的世界(信仰の世界)が開けます。②「イエス様の誕生」ことばは人となって私たちの間に住まわれました。(ヨハネ1章)③「イエス様の十字架と復活」イエス様がこの地上に来て下さった理由、また私たちの住まいを備えるために天に昇られました。
④「再臨」、これから起きる重要な出来事、です。
アブラハムは、天地創造を自分の目で見たわけではありませんでした。しかし、彼は信仰によってそれを受け入れ、神様のことばに従いました。神様はアブラハムの信仰を喜ばれ、やがて彼は「信仰の父」と呼ばれるようになりました。「信仰がなくては神に喜ばれることは出来ません。」(ヘブル11:6)
 イエス様に反対する勢力が強まる中、イエス様は彼らにこう詰め寄られました。「あなたはアブラハムよりも偉大なのですか?あなたは自分自身を誰だと言うのですか?」
 イエス様は、こう答えました。「アブラハムは、わたしの日を見ることを思って大いに喜びました。」と。
 これは、普通に考えると理解しがたいことです。何故なら、イエス様はアブラハムの時代より2000年後に生まれたお方なのです。しかし、アブラハムは天地創造を信じ、神様に従って生きた人物です。
彼は、そのような時代を超えて、神様のことばを信じ、そのことばが実現する日を期待し、救い主であるイエス様を喜んで待ち望んでいたのです。時代を超えた信仰、それが彼の信仰でした。
 イエス様は、言われました。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。アブラハムが生まれる前から、わたしはいるのです。」
 イエス様は、神様ご自身です。ですから、私たちは、イエス様を通して、神様がどのようなお方なのか、どのように愛に富んでいるかを知ることが出来ます。
 聖書には、カナの婚礼で、イエス様が水を葡萄酒に変えられた記事が書かれてあります。葡萄酒が足りないことを知ったイエス様は、「水瓶に水を満たしなさい。」と召使いに言いました。普通、最高の葡萄酒になるまでには、長い年月がかかります。しかし、イエス様に言われた通り、水を汲んだ者が料理頭のもとに持っていくと、それはなんと今までに味わったことのない最高の葡萄酒に変わっていたのです。
 イエス様の発せられたことばにより、一瞬のうちに水が葡萄酒に変わりました。この力あることばは、この地球が造られた時にも使われました。「光よあれ。」と仰せられ、天地創造の業が始まったのです。 創造主なる神様のことばは、私たちの力であり、いのちです。この御言葉を人生の道しるべとして、力強く信仰生活を歩みましょう。
                 (福音の群れ牧会長 永井明師)

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