神にとって不可能はない(ルカ1章1~37節)

 このルカの福音書は、パウロの弟子であるルカが記したものです。ルカは、ギリシャ人であり、医者でありました。彼はここで、イエス様のご降誕をわかりやすく紹介してくれています。
 ザカリヤという祭司は、その年に当番が回ってきたので、幕屋で至聖所に入り、大祭司としての役割を果たそうとしていました。
すると、彼の前に天使が現れたのです。天使は「こわがることはない。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。」と告げ、その子供が神様のためにすばらしい働きをすることを預言しました。しかし、ザカリヤはそれを信じることが出来ませんでした。なぜなら、エリサベツは不妊の女性で、何より彼らはともに年を取っていてたからです。彼らは失望の中にいたのです。
 聖書を見るとき、神様が働かれる時があることがわかります。
それは「人間が限界を見、失望の中にいる時」です。その時に神様は現れて下さり、絶対に不可能と思えることでも、可能に変え奇跡を与えて下さるのです。ザカリヤは現実を見、天使の言うことを疑いました。子供が与えられることは彼らの切なる願いでした。しかし、現実を見たとき、それが不信仰になってしまいました。そのため、彼は天使のことばが実現するまで口がきけなくなると宣言され、その通りになりました。約束通り、エリサベツは身ごもり、子供を産んだのです。
 神様にとって不可能なことは一つもありません。神様が「する」と言われたら、状況がどうであれ、その通りになります。神様にはその状況を変える力があるのです。
 天使はマリヤに現れ、言いました。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」マリヤが戸惑っていると、「こわがることはない。マリヤ。あなたはみごもって男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。その子はいと高き方の子を呼ばれます。ダビデの王位が与えられ、ヤコブの家を治め、その国はとこしえに終わることはありません。」と預言しました。マリヤはただ驚くばかりです。なぜなら、彼女には婚約者はいるけれども、まだ結婚をしていなかったからです。その当時の厳しい規則によると、結婚をしていないのに身ごもった者は、罪人として石打ちの刑に処されるからです。
 天使は「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたを覆います。それ故、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。あなたの親類のエリサベツもあの年になって男の子を宿しています。不妊の女と言われていたのに、今はもう六ヶ月です。神にとって不可能なことは一つもありません。」マリヤはこのことばを聞いて、「私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」と、ただ神様に対する信仰のことばをいいました。こうしてお生まれになったのが、救い主イエス様です。イエス様は全人類の罪を背負い、罪からの解放を与えれるために、この地上に来られました。これがクリスマスです。マリヤのように、信仰をもって受け取る時、すばらしい奇跡を体験することが出来ます。神には不可能なことは ありません。そのことを心から信じ受け取りましょう。

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