ノアの心に習う(創世記6章9~22節) 説教:富高美和師

 ノアの時代、地上に悪がはびこっているのをご覧になり、とても心を痛められた神様は、地に裁きを下すことをご計画されました。
しかし、その時代の中でノアだけは主の心にかなっていたので、神様はノアに箱舟を造るよう命じ、彼とその家族を大洪水から守られるようにされました。それが「ノアの大洪水」という有名な話です。
「ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった」
何故、その混乱した時代の中で、ノアだけが悪の影響を受けずに正しい人でいられたのでしょうか。彼は生まれてから500年もの間、ずっとその心を正しく守ってきたのです。その心は100%神様に従うという全き思いで満ちていました。ですから、彼は主に箱舟を造るように命じられた時も(それは大変な年月と労力を要するものでしたが)すべて神様が命じられたとおりにし、それを行いました。
彼の「従う」という姿勢の背景には、エノクの存在がありました。エノクは、彼のひいおじいさんにあたる人物ですが、彼は神様に愛され、死を見ることなく天に上げられた人物です(ヘブル11:5)。この特別な出来事を、その息子であるメトシェラは目の当たりにしたのです。ノアは生まれてからずっと、おじいさんであるメトシェラから創造主なる神様の存在、また神様に愛される生活とはどういうものなのかを聞いて育ちました。ですから、彼はいつも神様の命令を恐れかしこんで従う生活をしていたのです。(ヘブル11:7)
神様は、ノアを瞬間的に救われる方法はとられませんでした。ただ、救われる方法を教えられただけでした。それは、箱舟を造るというものでした。エノクを一瞬にして天に上げらたことを見ると、わざわざそうされたのが分かります。それがノアにとって、また人々にとって必要なことだったからです。
箱舟を造り始めたことによって、ノアは人々に「見られる」人になりました。人々はノアに注目しました。またノアは「語る」人になりました。何故、そのような非常識なことをしているのか、人々が訊ねてくるからです。しかし、彼の心は揺るがず、毅然とした態度で、人々にこれから神様のさばきが起こることを忠告し、人々に悔い改めるように迫りました。しかし、残念ながら、人々はその言葉に耳を貸さず、結局滅びに至りました。(マタイ24:38)
私たちも、神様の命令を守る者です。しかし、それがこの世の常識ではないことだったりすると、人々から注目をされます。またその理由を語らなければなりません。しかし、それは神様が私たちに与えて下さった「聖書の神を告げる」絶好のチャンスなのです。
この世の悪の影響はすさまじいものです。しかし、100%神様の命令に従う私たちは影響されません。逆に、聖霊様の助けにより、良い影響を人々に与える者となるのです。今私たちが語るべきことは、私達の救い主である「イエス様」であり、私達の仕事は、この箱舟(イエス様)に人々をお乗せすることです。私たちは、ノアのように100%神様に従う心を持ち、毅然とした態度で神様の命令を守り続ける者でいたいのです。その姿勢が必ず、この世の人々にメッセージとして伝わることでしょう。今は、恵の時、救いの日です!ハレルヤ!

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