試みに勝利する(詩篇18篇)

 この18篇は、ダビデによって書かれました。神様がどのようなお方かを記している大切な箇所です。
 冒頭に「主、わが力」と書かれてありますが、これはダビデの信仰生活を前進させた、彼の心です。
 ダビデはかつて羊飼いでした。それも家族の中では、まだ一人前としては扱われない、戦力にもならない少年でした。しかし、神様は、彼の神様に対する信仰を見ておられ、その信仰の故に彼を選び、王の油注ぎを与えたのでした
 ダビデにとって神様は「巌、とりで、救い主、身を避ける我が岩、盾、救いの角、やぐら」でした。どんな時も共にいて下さり、守り、助けて下さる、そのような方だったのです。彼が戦いをするなら、全戦全勝。ですから、彼の名はたちまち有名になり、誰もが彼を尊敬するようになりました。
 その当時王であったサウルは、民の注目が自分ではなく、ダビデに集まっているのを見、嫉妬にかられ、ダビデの命を狙うようになりました。
 その時には、神様はもうサウルを王の座から退けていましたが、ダビデは最後まで、サウルを神様が油注がれた者として立て、命を奪うチャンスがあったにも関わらず、手を下すことはしませんでした。
そこまで、ダビデの神様に対する忠誠心は、徹底したものだったのです。しかし、ダビデの人生には戦いが多く、また試練の時もそれにまさってありました。
 何故、正しい人が苦しい目にあわなければならないのでしょうか。
ヨブもその一人でした。彼は、神様にも人の前にも正しい人で、その歩みは神様に喜ばれ、祝福された生活を送っていました。しかし、幸せの絶頂で試みを受けたのです。彼は全財産と家族を失い、そればかりではなく、自分自身が病気にかかってしまいました。周りの者がどんどん離れていき、妻にも見放されていく中、彼は神様と交わりの時をもったのです。その中で彼は、神様を呪うどころか、自分の高慢さが示され、神様の前に悔い改め、ひれ伏したのです。
 彼は最後まで、神様の前に忠実に振る舞いました。その結果、彼はそれまでの2倍以上の祝福を受けることになったのです。
神様は、正しい者を試られる方です。そして、どれだけご自分に忠実に仕えるかを見ておられるのです。そのテストに合格した者は、
それまで受けていた祝福とは比べることの出来ない素晴らしい恵みを受けることが出来るのです。
 ダビデは、ことごとくその試みに勝利してきました。ですから、彼は素晴らしい恵みを勝ち取ることが出来たのです。
 私たちも、どのような苦しい試練を通らされても、その中で「わが力」なる主に助けをいただき、問題に打ち勝っていきたいのです。
そうするならば、私たちの想像を遙かに超えた祝福をいただくことが出来るのです。神様生きておられます。ますます霊に燃え、主に仕え、神様に忠実に従ってまいりましょう。私たちを神様は見ておられます。

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