妥協しない信仰(ダニエル2章)

 神様のために自分のいのちを捨てる者は、本当のいのちを見いだすことが出来る、と聖書には書かれてあります。『~だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしいついて来なさい。いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。~』(マタイ16:24~28)
 捕囚の民の中から、特別に選ばれ、王に仕えるよう命じられたダニエルと3人の青年達。彼等は、いつも死ぬ覚悟で神の命令に従い続けました。たとえそれが、王の命令に反することであっても、彼等は信仰の姿勢を貫き通しました。しかし、その姿勢はネブカデネザル王の心も変えるほど素晴らしいものでした。
 ある日、ネブカデネザル王は幾つかの夢を見ました。彼は、呪法師、呪文師、呪術者、カルデヤ人を呼び寄せて言いました。「私の見た夢の内容を当て、夢の解き明かしをしなさい。」と。しかし、誰も王がどのような夢を見たのか、当てることが出来ませんでした。
王は、「一番助けが必要な時に何の役にも立たない」彼等に激怒し、バビロンの知者をすべて滅ぼすように命じました。その中には、ダニエルと3人の少年の名も入っていました。
 事の次第を知ったダニエルは、滅ぼされることのないように、仲間と共に神様に祈り求めました。そしてその夜、王の夢とその秘密が幻のうちにダニエルに示されたのです。ダニエルは神様をほめたたえ、王にその事を告げました。
ダニエルは言いました。「王の求めておられる秘密は知者、呪文師、呪法師、星占いも王に示すことは出来ません。しかし、天に秘密をあらわすひとりの神がおられ、この方が終わりの日に起こることを王に示されたのです。」そして、王の夢を当て、その解き明かしをはっきりと語ったのです。これは、事実あった出来事です。
 今の時代、神様は聖霊をもって賜物を与えておられます(第一コリント12章)。もし、私たちがダニエルのように神様と親密な関係にあるなら、これらの賜物が与えられ、それを神様のために用いることが出来るでしょう。
 ダニエルは、王の見た夢の意味をすべて解き明かしました。それはこれから起こる預言的なことばでした(2:31~45)。
 王はダニエルを通して、自分の信じていた神々の力のなさ、反対に、真の神の偉大な力を見ました。そして王は、ダニエルの前にひざまずき、真の神様に対して捧げ物を捧げ、礼拝したのです。
 その後、王はダニエルを高い位につけ、彼にバビロン全州を治めさせ、また3人の青年達にはバビロン州の事務を司らせました。
 私たちが命がけで信仰を守ろうとする時、そこに神様の力が働きます。そしてその姿を通して人々は本物の神様を見ることになるのです。王のように、助けを求めている人がこの世には沢山います。私たちはその人の前に行き、本当のいのちの道を語っていきたいのです。

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